活動・調査報告
小樽市生活環境部環境課は、令和7年9月28日(土)にウイングベイ小樽において、「みんなのデコ活フェスタ in 小樽」を開催しました。
当日は、元北海道日本ハムファイターズの鶴岡慎也さん、HBC実況アナウンサーの鈴木善公さん、北海道立総合研究機構主査の鈴木啓明さんによるトークショーのほか、北海道ガスによるサイエンスショー、HBCキャラクター「もんすけ」によるデコ活クイズ大会など、さまざまなステージイベントを実施しました。
本イベントは、小樽市が令和3年にゼロカーボンシティ宣言を行い、令和6年にデコ活宣言を行ったことを踏まえ、市民の皆様に日常生活の中でできる工夫や行動変容を促すことを目的として開催したものです。
「もんすけのデコ活クイズ大会」は、午前と午後の2回、各回30分間にわたり開催、小さい子供から大人まで多くの方が参加しました。司会は、HBCアナウンサーの水野善公さんと東峰優華さんが務め、各回7問のデコ活に関するクイズを出題し、正解者には粗品を提供しました。クイズの解説は、サステイナビリティ推進機構の加藤悟教授と島畑淳史特任助教が担当しました。
クイズでは、地球温暖化の進行により日本で増加する可能性のある現象、食品ロスを減らすための有効な行動、公共交通の利用がデコ活につながる理由など、小樽市の生活にも関わる問題が出題されました。解説では、二酸化炭素の排出を削減して地球温暖化の影響を緩和することに加え、温暖化した社会に適応していくことの重要性について啓発を行いました。また、旅客や貨物の移動によって発生する二酸化炭素の量や、小樽市における生活系廃棄物の発生量などについても説明しました。
参加者の皆様は、日々の生活の中で実践できる取り組みについて理解を深め、デコ活によって二酸化炭素排出量の削減が可能であることを学ぶ機会となりました。


