推進機構について

ごあいさつ

札幌農学校を前身とする本学は、今日に至るまで、札幌と函館の両キャンパスのほか、農場、牧場、植物園や大学の森としては世界最大規模となる道内外の研究林など、広大なフィールドを活かし、持続可能な社会づくりへの貢献を目指してきました。また、創基150年となる2026年に向けて「世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」と題した近未来戦略を掲げ、持続可能な社会の実現に資する教育・研究を行っています。

こうした本学設置の経緯や発展の歴史を踏まえ、本学が保有する物的・知的資産を活用し、様々なステークホルダーと協働を図りながら、持続可能な社会の構築に資する教育、研究、社会連携及びサステイナブルキャンパス構築を推進するためのプラットフォームとして、サステイナビリティ推進機構を設置しました。

現在の私たちは、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、2050年のカーボンニュートラルの実現、ポスト・コロナの社会創造など、新しい社会の在り方が問われる歴史上の大きな転換点にいます。

ウィリアム・スミス・クラーク博士が残した高邁なる大志「Lofty ambition」の精神の基、この「北の地」から「知の光」を、「世界」に発信し、唯一無二・比類なき大学を目指すとともに、持続可能な未来づくりに貢献してまいります。

サステイナビリティ推進機構 機構長 寳金清博