活動・調査報告
北海道大学グリーントランスフォーメーション(GX)先導研究センターキックオフシンポジウムが5月27日に工学研究院フロンティア応用科学研究棟2階レクチャーホール(鈴木章ホール)で開催され、カーボンニュートラル推進部門根本和宜特任教授が登壇しました。
北海道大学グリーントランスフォーメーション(GX)先導研究センター(以下、GX先導研究センター)は、SDGsに強みを有する北海道大学に「知のGX拠点」を形成することを目的として令和7年4月に設置されました。国内随一の再生可能エネルギーの賦存量を有する北海道が目指すGX産業の集積、及び地方創生へ貢献することが、GX先導研究センターの大きなミッションの一つです。本センターの設立により、北海道大学内の多様なGX研究者による卓越したGX融合研究の加速をしていきます。
本シンポジウムでは、「北海道大学の取組」と題して北海道大学の研究や活動を紹介する時間が設けられ、サステイナビリティ推進機構カーボンニュートラル推進部門根本和宜特任教授が「北大のカーボンニュートラル実現に向けた取り組み」と題して、サステイナビリティ推進機構の紹介を行いました。根本特任教授は、令和6年6月から、サステイナビリティ推進機構に、気候変動と生物多様性の課題同時解決に取り組むカーボンニュートラル推進部門が設置され、10月には北海道大学の温室効果ガスの排出量を体系的に取りまとめたGHGインベントリ2022を策定したこと、今後はキャンパスをリビングラボとして様々なGX技術を実証しながら社会へのカーボンニュートラルへの貢献していくことを説明しました。
シンポジウム後は、関係者らが出席する懇親会が開かれ、サステイナビリティ推進機構長 横田篤 理事・副学長が挨拶をおこないました。
参考URL:
北海道大学グリーントランスフォーメーション(GX)先導研究センター
https://hu-gxc.eng.hokudai.ac.jp/

