活動・調査報告
環境省は、本学が参画するGX・金融コンソーシアム「Team Sapporo-Hokkaido」協力のもと、学生向けGX・金融セミナー「北海道の未来が求めるGX人材」を、6月23日(月)、北海道立道民活動センター(かでる2・7)1階かでるホール(札幌市中央区北2条西7丁目)で開催しました。本セミナーには、オンライン参加者82名を含む、約390名が参加しました。
はじめに、小林史明環境副大臣による開会挨拶があった後、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社 金留正人 氏が「北海道の未来が求めるGX人材」と題して基調講演を行いました。金留氏は、世界が北海道のGXに注目しており、今後8つのプロジェクトをはじめとして、GXに関する国際的な取組や連携が本格化していくこと、あるべきゴールから逆算して行動するバックキャストの考え方がGXには必要であること、そしてGXの実現には、文系人材も理系人材も両方必要であり、2050年の主役は今の若い学生であることを述べました。
次に「これからの北海道GX、それを支える金融が求める人材像」をテーマにパネルディスカッションが行われ、北海道大学サステイナビリティ推進機構カーボンニュートラル推進部門長 石井一英 教授がモデレーターを、小林環境副大臣がコメンテーターをそれぞれ務めました。本パネルディスカッションは、参加者からの質疑を受け付ける会場参加型の形式で実施し、北海道には全国随一の再エネポテンシャルがあり、特区の指定をきっかけにGXが大きく進みだしていること、今後どのような仕事であっても、GXが関係してくること、何か一つ専門性を磨きつつ、より幅広い人たちと関わることが大事であること等が話し合われました。
最後に小林環境副大臣による閉会挨拶があり、本セミナーは終了しました。
開催概要
- タイトル:学生向けGX・金融セミナー「北海道の未来が求めるGX人材」
- 日時:令和7年6月23日(月)14時00分~15時30分(13時30分開場)
- 場所:北海道立道民活動センター(かでる2・7)1階かでるホール(札幌市中央区北2条西7丁目)
※別途オンライン配信 - 主催:環境省
- 協力:GX・金融コンソーシアム「Team Sapporo-Hokkaido」
- プログラム
- 開催挨拶:環境省
- 基調講演:「北海道の未来が求めるGX人材」
DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社サステナビリティサービス統括部 プリンシパル 金留 正人 - パネルディスカッション:「これからの北海道GX、それを支える金融が求める人材像」
- モデレーター:
石井一英 北海道大学大学院工学研究院 教授 兼 カーボンニュートラル推進部門長 - コメンテーター:
小林史明 環境副大臣 - パネリスト:
岩木良太 北海道経済部GX推進局GX推進課
山田裕介 札幌市 まちづくり政策局GX推進室
稲垣稔彦 北洋銀行経営企画部成長戦略企画室
安達崇人 北海道銀行サステナビリティ推進室
金留正人 (基調講演者)
- モデレーター:
- 閉会挨拶:環境省




