公開資料

札幌キャンパス生き物ガイド

北海道大学サステイナビリティ推進機構キャンパスマネジメント部門は、2024年4月、「北海道大学札幌キャンパス生き物ガイド」を発行しました。

このガイドブックでは、季節ごとにキャンパスを訪れて楽しむために、主な動植物を紹介します。

北海道大学の札幌キャンパスは、大都市札幌の中心部にある広大な緑のオアシスとして、多くの札幌市民や観光客に親しまれています。遠方の手稲山をバックに、キャンパスから望む広々とした農場とポプラ並木は、札幌の原風景といえるものです。キャンパスの北部には、開拓前の面影を残す森が広がり、巨木を多く含むことから“北大原始林”とも呼ばれています。多くの野生動植物が見られる貴重な環境となっており、2024年には環境省の「自然共生サイト」に認定されました。

※北海道大学では、キャンパスの自然環境の保全に努めており、独自の方針「生態環境保全管理方針」を定めています。この中で、将来にわたる保全地区として、恵迪の森、遺跡保存庭園、サクシュコトニ川周辺などを「生態保全緑地」に指定しています。生態保全緑地では、歩道以外の部分への立ち入りは原則禁止としています(認められた調査研究を除く)。