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北海道のGX推進に向けて三菱UFJ信託銀行株式会社の寄附講義開講をコーディネート

北海道大学では、サステイナビリティ推進機構が中心となり、北海道におけるGX(グリーントランスフォーメーション)推進に向けてGX・金融コンソーシアム「Team Sapporo-Hokkaido」と連携し、様々な教育活動を行っています。

この度、サステイナビリティ推進機構では、経済学部と三菱UFJ信託銀行株式会社(以下、三菱UFJ信託銀行)が連携して行う寄附講義「経済学特殊講義Ⅱ(サステナブル投資と持続可能な未来の実現)*」の開講をコーディネートしました。

本講義では三菱UFJ信託銀行のほか、Team Sapporo-Hokkaidoの協力を得ることで、行政当局やGX金融・資産運用特区である札幌市や北海道での取組に直接従事している方々を講師として招聘しています。また、加藤悟サステイナビリティ推進機構教授も講師陣の一員として名を連ねています。

4月8日(火)の第1回目は、三菱UFJ信託銀行の岡本卓万氏が初回ガイダンス及び「長期投資のエコシステム/重要性が増すサステナビリティ」をテーマに講義を行いました。また、ロンドンにある戦略・経営コンサルティング会社アルカディコ・パートナーズ社の創業者コリン・メルビン氏も登壇し、挨拶を行いました。メルビン氏は今後イギリスからオンラインで講義の一部を行う予定です。

7月29日(火)まで全15回にわたり行われる各講義を通じて、受講学生はサステナブル投資の手法といった観点にとどまらず、サステナブル投資の歴史、投資を通じた持続可能性向上の仕組みともいえるインベストメントチェーンの機能、サステナブル投資を促進する政策など、投資を通じたサステイナビリティの実現についても理解を深めることとしています。

今後も、サステイナビリティ推進機構は、Team Sapporo-Hokkaidoの活動を通じて、北海道のGXの推進に貢献してまいります。

*寄附講義「経済学特殊講義Ⅱ(サステナブル投資と持続可能な未来の実現)」
本寄附講義は学部3年次以上を対象とし、経済学の基礎を習得した学生が、さらにサステナブル投資の実践を学ぶことを目的としています。講師は、北海道大学教員だけでなく、Team Sapporo-Hokkaidoの協力を得て、行政当局やGX金融・資産運用特区である札幌市や北海道での取組みに直接従事している方々を招聘し、サステイナビリティの実現に向けて日本がどのように進もうとしているかを学びます。責任教員は齋藤久光経済学研究院教授です。

4月8日の初回講義の様子
講義を行う岡本氏
講義の中であいさつするメルビン氏