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ネイチャーポジティブに関する産学連携セミナーを開催

北海道大学サステイナビリティ推進機構は、5月20日(火)に学術交流会館とオンラインでのハイブリッドでネイチャーポジティブに関するセミナーを開催し、北海道大学の教職員及び関係者34人が参加しました。

講師として、国際自然保護連合(IUCN)日本委員会会長で公益財団法人日本自然保護協会の道家哲平氏と、同じく日本自然保護協会で、企業・自治体との連携に取り組む三好紀子氏をお招きし、ご講演いただきました。

道家氏からはネイチャーポジティブの世界最新動向とこれからの展望と題して、生物多様性の保全・評価に関する現状と政策、生物多様性条約※1締約国会議やTNFD※2などの枠組みに関して国際動向の解説、これからの展望として地域全体で生物多様性保全に取り組むランドスケープアプローチの重要性の紹介がありました。三好氏からは、生態系保全や自然体験プログラムなどの具体的な企業の取組、企業・自治体のネイチャーポジティブに向けた連携事例について、群馬県みなかみ町など複数地域での取組紹介がありました。

その後、参加者を交えたディスカッションが行われ、自然保護分野における大学への役割として、将来、企業や地域でますます自然保護の担い手が求められていること及び様々な形での人材育成プログラムの提供等が大学への期待としてあること等が挙げられていました。

サステイナビリティ推進機構は、気候変動対策と今後も生物多様性の保全(ネイチャーポジティブ)の両立に向けた統合的なサステイナビリティの推進に取り組みます。

※1生物多様性条約締約国会議:生物多様性の保全、その構成要素の持続可能な利用、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正な配分を目的に、生物多様性条約に基づき国際的な課題と実行枠組みを議論する会議

※2TNFD:自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)の略称で、企業が自然資本や生物多様性に関するリスクと機会を評価し、情報開示するための国際的な枠組み。