環境報告書2014より

『持続可能な未来のためにII』で北海道から明日を考える。

北海道大学出版会から『持続可能な未来のためにII：北海道から再生可能エネルギーの明日を考える』が出版されました。第I部「私たちが直面する地球温暖化問題の現状」、第II部「再生可能エネルギーの現状と北海道における可能性」から成り、執筆は本学総長の他、大学院 経済学研究科・地球環境科学研究院・工学研究院・情報科学研究科・公共政策学連携研究部、さらには学外の研究者が分担しています。

本書では「域内でお金が循環し、雇用が創出されるメリットにも視点を向けるならば、自然エネルギーを含めた新しいエネルギーインフラ形成に出費することによって、長期的に豊かで持続可能な社会を形成できるものと思う。これをエネルギールネッサンスと名付け、北海道から世界に先駆けて実現したい」といった発想も紹介されています。