活動・調査報告
8月20日(水)から22日(金)までの3日間、札幌市在住の小学4-6年生を対象とした学習イベント「サステナ KIDS サマースクール」(以下、本イベント)が実施されしました。本イベントは、一般社団法人SWiTCHが主催し、札幌市環境局、札幌市円山動物園、北海道大学総合博物館、北海道大学サステイナビリティ推進機構の共催によって実施されました。事前に申込を行った小学生45名が参加し、夏休みの特別な学びの時間を過ごしました。
本イベントは、子どもたちが、自然と人間が共に豊かに暮らせる未来について考えることを目的としたワークショップ形式のプログラムで北海道大学総合博物館と札幌市円山動物園を会場として実施されました。子どもたちは、講師である北海道大学の教員や、札幌市円山動物園の職員、環境に取り組んでいる企業の職員の方々から直接話を聞きながら資源の循環・未来の農業、脱炭素・気候変動、生物多様性・野生動物など、様々なテーマについて学びました。
本イベントでは、各講義で学んだことを記入するオリジナルワークシートが配布され、子どもたちは「気になったこと」、「学んだこと」、「これからやってみたいこと」などを自由に書き込みながら、各講義を熱心に受講していました。最終日には、3日間の学びをまとめたオリジナルワークシートをつなぎ合わせてタペストリーを制作し、札幌市円山動物園で発表会を行い、3日間を通してそれぞれが学んだことや感じたことのほか、自身が考える「環境アクション宣言」を発表しました。
本イベントのファシリテーターは、サステイナビリティ推進機構 出村 誠 総長特命参与及びSWiTCH 佐座 マナ 代表理事が務めました。地球規模の課題を子どもたちの身近な課題と結びつけながら、主体的な学びを促す工夫が随所に盛り込まれていました。
「サステナ KIDS サマースクール」は、子どもたちが自分の言葉で未来を語り、行動につなげる力を育む貴重な機会となりました。サステイナビリティ推進機構は今後も、地域や多様な団体と連携しながら、次世代の育成に取り組んでまいります。
「サステナKIDSサマースクール」概要
- 日時:2025年8月20日(水)~2025年8月22日(金) 各日とも10:00~15:30
- 場所:(20日・21日)北海道大学総合博物館 知の交流ホール(札幌市北区北10条西8丁目)
(22日)札幌市円山動物園 キリン館2階スペース(札幌市中央区宮ヶ丘3丁目1) - 対象:札幌市在住の小学4-6年生
- 主催:一般社団法人SWiTCH
- 共催:札幌市環境局、札幌市円山動物園、
北海道大学総合博物館、北海道大学サステイナビリティ推進機構 - スケジュール
- 1日目:8月20日:資源の循環・未来の農業が社会を変える!
- 講師:
北海道大学大学院農学研究院 循環農業システム工学研究室 岩渕和則 教授
北海道大学大学院農学研究院 環境生命地球化学研究室 内田義崇 准教授
北海道大学大学院農学研究院 生物生産応用工学研究室 石井一暢 准教授
株式会社フォーバル 井上泰樹 氏、菊地 武男 氏
- 講師:
- 2日目:8月21日:脱炭素・気候変動に挑む!
- 講師:
北海道大学大学院獣医学研究院 野生動物学教室 坪田敏男 教授
北海道大学大学院文学研究院 地域科学研究室 寺田千里 助教
合同会社エゾリンク 職員
北海道大学低温科学研究所 共同研究推進部 青木茂 教授
- 講師:
- 3日目:8月22日:生物多様性・野生動物を守る!
- 講師:
北海道大学北極域研究センター 雪氷新領域部門 杉山慎 教授
札幌市円山動物園 保全・教育担当 佐竹輝洋 係長
石屋製菓株式会社 吉田歩 氏
株式会社コンサドーレ 亀村建臣 氏
- 講師:
- 1日目:8月20日:資源の循環・未来の農業が社会を変える!

















