公開資料

歴史的資産ガイドマップ

歴史的資産保存活用

北海道大学は、キャンパス内に数多くの国の重要文化財に指定された建築物を有しております。

例えば、第二農場は札幌農学校の初代教頭であるW・S・クラーク博士の構想により、北海道開拓の模範農場として建設された日本最古の洋式農業建築として、歴史的にも、建築学的にも、非常に貴重なものです。

北海道大学が培ってきた歴史的建造物の集積は、本学の歴史とアイデンティティのシンボルであり、かつ視覚的なアイコンの意味を持ち、適切な維持管理のもと保存に努めなければなりません。

北海道大学では、保存再利用施設を、重要文化財15棟、登録有形文化財8棟、農学部本館、理学部本館、クラーク会館、事務局本館、南門守衛室、南門、植物園門柱としています。これらの施設が集積する3つのまとまりを歴史的景観保全エリアとし、自然環境やオープンスペースと一体的な景観保全を図るとともに、地域の知の拠点となる空間や生涯学習・社会学習の場として供される空間となるよう施設整備を推進しています。

歴史的資産保存活用シンポジウム

2015年3月、重要文化財である北海道大学第二農場および植物園・博物館の耐震改修工事が竣工しました。本工事をうけて、これからの大学における歴史的資産の保存と活用のあり方について、公開形式で広い視点から議論し、考えるために、6月13日、「歴史的資産保存活用シンポジウム」を開催しました。

歴史的資産ガイドマップ

北海道大学施設部では、「歴史的資産ガイドマップ」を作成し、公開しています。
ガイドマップは日本語版・英語版がございます。

関連情報

北海道大学の歴史的資産は、以下のウェブサイトでも紹介しています(外部サイトに移動します)。