活動・調査報告

ICReDD棟の新棟落成記念式典が開催されました

化学反応創成研究拠点(ICReDD/アイクレッド)の新棟「北キャンパス総合研究棟8号館」(ICReDD棟)の新棟落成記念式典が6 月16 日に行われました。式典に引き続き、内覧会が行われ、新棟の基本計画・設計監修にあたったサステイナブルキャンパスマネジメント本部を代表して平 裕特任助教から設計概要を説明しました。

ICReDD棟 概要

ICReDD棟は、従来は創成科学研究棟の一部を利用していた ICReDD にとって、初めての独立の建物となります。ICReDD棟整備の目的は、「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」 が求める「第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境と極めて高い研究水準を誇る、世界から目に見える研究拠点の形成」にあり、異分野の研究者が一堂に会することで密な連携が可能になるアンダーワンルーフ型の研究施設として設計されています。

落成記念式典

日時:2023年6月16日 14:00~14:30
内容:主催者挨拶:寳金清博 北海道大学総長
   来賓挨拶 :永岡桂子 文部科学大臣 代理:奥野大臣官房審議官
   来賓挨拶 :宇川彰 WPIプログラムディレクター
   テープカット・写真撮影

内覧会 

日時:2023年6月16日 14:30~16:20
式典に引き続き、内覧会が行われ、新棟の基本計画・設計監修にあたったサステイナブルキャンパスマネジメント本部を代表して、平 裕 特任助教から設計概要を説明しました。
説明では、融合研究のための空間デザインの工夫、ZEB Readyスペック実現のための設計手法、自然エネルギー活用のためのパッシブデザインの概要などについて紹介しました。
説明の後、参加者から「どのようにエネルギーの消費を抑えたのか?」「研究者や新棟を利用する側の意見はどの段階から取り入れているのか?」といった質問があり、「最も負荷の大きい冷暖房負荷の削減に特に注力。外皮性能の強化を前提としながら、設備機器の高効率化や負荷の適正化等、地道な努力の積み重ねで消費量を抑えた」ことや「本学で定常的に動いているキャンパスマネジメント体制を最大限活用し、事業企画段階からプロジェクトチームを結成。ユーザーにも適宜打合せに参画して頂き、設計初期から折に触れてご意見を頂いた」などと回答しました。

関連リンク
北大公式 HP https://www.hokudai.ac.jp/news/2023/06/wpi-icredd-1.html
ICReDD HP https://www.icredd.hokudai.ac.jp/ja/news/9426
リサーチタイムズ https://www.hokudai.ac.jp/researchtimes/2023/08/wpi-icredd.html
いいね!Hokudai (記事) https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/article/29546
いいね!Hokudai (動画) https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/article/29575
北大プレスリリース(ZEB Ready相当の認証取得)https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/220823_pr2.pdf