活動・調査報告

特定外来生物「オオハンゴンソウ」等の防除を行いました

特定外来生物「オオハンゴンソウ」等の防除を6月21日に行いました。

「オオハンゴンソウ」等の防除は、札幌キャンパスの残された貴重な生態環境の保全に向けた取り組みの一環として実施しているものです。2009年より取り組んでおり、今年は2019年度以来3年ぶりの実施となります。(新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため、2020年~2022年は中止)

防除作業には、農学研究院 愛甲哲也 准教授、地球環境科学研究院 露崎史郎 教授、北海道大学総合博物館 大原昌宏 教授をはじめとして、施設部職員、サステイナビリティ推進機構教職員、学生が参加しました。

作業開始にあたり、愛甲准教授より、今回の防除の必要性と対象植物についての説明を受けました。続いて露崎教授より「オオハンゴンソウ」等の見分け方、防除の方法についての説明を受けました。防除の効果をより上げるため、まだ小さいオオハンゴンソウも根から取り除いたほうがいいことを教えていただきました。

説明の後、大野池、弓道場周辺、地球環境科学研究院北側エリアなどを対象として、チームに分かれて防除作業を行いました。帰化植物であり、「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種」の総合対策外来種に該当するオオハンゴンソウ(緊急対策外来種)、ドクニンジン(その他の総合対策外来種)の抜き取りを行いました。

本学は引き続き、キャンパスの生態環境保全に努めてまいります。

対象植物の「オオハンゴンソウ」について説明する愛甲准教授
小さい葉も抜くことが効果的と語る露崎教授
地球環境科学研究院での防除作業の様子(写真左:大原教授)
大野池周辺での防除作業の様子