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「生物多様性に関する講演会~自然の価値を見える化し、地域の未来につなげる ~自然共生サイトが生み出す連携と地域づくり」に北岡特任准教授が登壇

10月22日、独立行政法人環境再生保全機構は、「生物多様性に関する講演会~自然の価値を見える化し、地域の未来につなげる ~自然共生サイトが生み出す連携と地域づくり」を札幌国際ビル国際ホールにて開催しました。本講演会に、サステイナビリティ推進機構 北岡真吾 特任准教授が登壇しました。

生物多様性の保全は、自然環境を守るだけでなく、地域課題の解決や地域活性化につながる重要な取組です。本講演会は、生物多様性の現状や日本が抱える課題を理解するとともに、ネイチャーポジティブの取組について考え、自身ができる行動へつなげることを目的として、開催されました。

本講演会では、はじめに、環境省北海道環境局地域生物多様性増進室の松永 曉道 室長より、「きっかけは自然共生サイト~生物多様性がもたらすチャンスと勝ち筋~」と題した説明が行われました。自然共生サイト制度の概要や、生物多様性保全の取組が地域や企業にもたらす価値、ネイチャーポジティブ実現に向けた取組の重要性について紹介されました。

続いて、北岡特任准教授が「北海道大学が自然共生サイトに取り組むワケ-大学運営と自然生サイト-」と題して講演を行いました。北岡特任准教授は、北海道大学は幅広い研究領域を擁する総合大学として長年にわたり成果・技術を蓄積し人材を育て社会に輩出してきたこと(知的資産)、研究・教育を支える基盤として日本の国土の0.2%に相当する広大で多様なキャンパス・附属施設を所有していること(物的資産)を紹介し、これらの特徴・強みを活かして両面から30by30目標及びネイチャーポジティブ実現への貢献を目指していることを説明しました。さらに、北海道大学が所有する施設の自然共生サイト認定やOECM登録を通じて社会的インパクトを高めるとともに、多様なステークホルダーとの連携・共創を促進することで、大学のキャンパスや附属施設が新たな価値創造の場となる可能性について述べました。

後半には、佐賀県唐津市及び千葉県野田市の担当者による事例紹介が行われました。自然共生サイトを活用した地域活性化や、生物多様性の取組を通じたシビックプライドの醸成など、それぞれの地域での実践事例が共有されました。

その後のクロストークでは、一般社団法人環境パートナーシップ会議理事の尾山 優子氏がファシリテーターを務め、唐津市と野田市が取組を始めた経緯や苦労した点、関係者との連携、継続のための工夫などを通して活発な意見交換が行われました。参加者との質疑応答も交えながら、自然共生サイトの持つ可能性や地域との連携のあり方について理解を深める機会となりました。

本講演会を通じて、自然共生サイトの取組が生物多様性保全に加え、地域活性化や新たな価値創出にもつながることが共有されました。

北海道大学サステイナビリティ推進機構は、今後も多様なステークホルダーとの協働を通じて、ネイチャーポジティブの実現に向けた取組を推進してまいります。

関連リンク:

・北海道大学のネイチャーポジティブに関する取組(本サイト内別ページ)
https://www.sustainability.hokudai.ac.jp/initiative/nature_positive/

・独立行政法人環境再生保全機構(生物多様性に関する講演会ページ)
https://www.erca.go.jp/nature/seminar/2026/sapporo.html

登壇する北岡特任准教授
生物多様性に関する講演会の会場の様子