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河川の枝分かれ構造が生物集団存続を支えると解明 大学院農学研究院 照井研究院・石山研究院

環境報告書2019より

照井 慧
大学院農学研究院 研究員

石山 信雄
大学院農学研究院 博士研究員

今、生態学者に課せられた使命の1つは、環境変動下における生物集団の存続メカニズムを解き明かし、持続的な漁業や林業、そして生物多様性保全の実現に貢献することです。照井慧研究員らはミネソタ大学の研究者とともに、多数の支流からなる河川ネットワークでは、枝分かれ構造(生態系の形)の複雑さが生物集団の安定的な維持に貢献することを明らかにしました。従来は「生態系の空間的な大きさ」がカギとされてきましたが、本研究では数理モデルと長期モニタリングデータの解析から、河川では「生態系の形の複雑さ」が生物集団の長期的存続を支える主要因であることを示しました。