活動・調査報告

2023年度「計画・設計特別演習Ⅰ」の理事発表会を行いました

北海道大学2023年11月30日に、2023年度「計画・設計特別演習Ⅰ」の理事発表会が、北海道大学クラーク会館の講堂にて開催されました。

北海道大学大学院工学研究院建築都市空間デザイン部門及びサステイナブルキャンパスマネジメント本部(SCM本部)は、SCM本部の教職協働のキャンパスマネジメント体制を活かし、大学院工学研究院建築都市空間デザイン部門教員が同本部及び施設部の協力のもと、キャンパスの将来計画を検討する教育カリキュラム「計画・設計特別演習I」を実施しています。本演習で取り組む課題は、本学キャンパスが抱える問題の解決を前提としながら、キャンパスマスタープランで検討項目とされたプロジェクトを設定しており、実践的教育とキャンパス運営の両面を図っています。

本年度の課題は「クラーク会館の再編計画」です。

クラーク会館は、北海道大学創基80周年の記念に、故ウィリアム・S・クラーク博士の功績を称えるとともに、学生生活・課外活動の拠点となる学生会館として昭和35年に開館しました。学内の歴史的建造物であるいっぽう、老朽化や利用率の課題も抱えています。履修生は、2つのグループに分かれてそれぞれ再編計画を検討し、今回のプレゼンテーションに臨みました。本プレゼンテーションには、横田理事・副学長(財務統括、SDGs統括)、菅原理事(資産管理運用統括)、濵田施設部長、施設部職員、サステイナビリティ推進機構教職員および工学院の学生などが参加しました。

模型を見ながら意見交換を行う様子
模型を見ながら意見交換を行う様子
学生グループ1
学生グループ2
主旨説明を行う小篠准教授
総評を行う小澤教授
集合写真