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国連大学Tshilidzi Marwala (チリツィ・マルワラ)学長らが北海道大学を表敬訪問し、特別講演会を開催しました

表敬訪問時の集合写真(左から5番目が国連大学 Tshilidzi Marwala (チリツィ・マルワラ) 学長)

国連大学 Tshilidzi Marwala (チリツィ・マルワラ) 学長、国連大学サステイナビリティ高等研究所 山口しのぶ 所長、および国連大学サステイナビリティ高等研究所大学院プログラム事務局 堀尾多香 事務局長が、1月25日・26日に、北海道大学を表敬訪問されました。

初日は、本学情報科学研究院 長谷山美紀 研究院長、近野敦 副研究院長、および浅井哲也 副研究院長が情報科学研究院での教育研究についての紹介を行い、 Marwala学長らとAIや半導体に関する意見交換を行いました。次に、Marwala学長らは本学スマート農業教育研究センターの視察を行い、農学研究院 野口伸 研究院長からセンターについての説明を受けました。野口研究院長は、本センターを通じて、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用し、持続可能な農業の研究開発と人材育成、そして研究成果の社会実装を進めていることを説明しました。

情報科学研究院の研究者との集合写真
スマート農業教育研究センターの視察の様子

さらに、Marwala学長は学術交流会館で特別講演を行いました。特別講演会には、会場参加とライブ配信の視聴を合わせて、本学の学生・大学院生、教職員等約100人が参加しました。司会進行は岩渕和則 総長補佐・農学研究院教授が務めました。Marwala学長は「AI and Its Governance 」と題して、AIが前例のないスピードで発展する中、このテクノロジーを公益のために活用するには、人権、倫理的枠組み、ガバナンスへの配慮、国内および国家間の不平等への影響、潜在的な差別、さらには民主主義や政治的安定への影響に慎重な注意を払う必要があることなどを、英語で講演しました。その後、山口所長がMarwala学長の講演のサマリーとコメントを日本語で述べました。最後に会場参加者との質疑応答を行い特別講演会は終了しました。

講演を行う国連大学Tshilidzi Marwala 学長
司会進行を行う岩渕和則 総長補佐・農学研究院教授
講演のサマリーとコメントを述べる国連大学サステイナビリティ高等研究所 山口しのぶ 所長
参加者からの質問に答える国連大学Tshilidzi Marwala 学長
講演会の会場参加学生らとの集合写真

2日目は、本学役員会室で、寳金清博総長、髙橋彩理事・副学長(国際担当)、横田篤理事・副学長(財務・SDGs担当)らを表敬訪問しました。髙橋理事・副学長が、本学が特徴的な研究センター、GI-CoRE、ICReDD等を所有し、国際連携研究・教育を推進し、国際社会へ貢献していることについて紹介を行い、横田理事・副学長が2023年7月に策定したHU VISION 2030や、本学のサステイナビリティに関する研究・教育について紹介を行いました。

表敬訪問の様子