活動・調査報告

自動運転車両の展示を実施

北海道大学サステイナビリティ推進機構と、公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)は、2月5日(月)に、北海道大学学術交流会館横の駐車スペースで、自動運転車両の展示を行いました。展示会には北海道大学の学生・教職員の他にも、幼児、御年配の方、海外からの観光客、一般市民の方々など約80人が訪れ、展示車両を見学しました。本展示会は協力事業者のスタッフが常駐し、見学者に自動運転車両に関する説明を行いました。見学者から「どのくらいの速さで走るのか」や「(電気で)何時間くらい走れるのか」といった質問に、常駐スタッフは丁寧に応えていました。

展示した自動運転車両
展示車両の内部を見学している様子
展示中の自動運転車両についての説明を受ける横田理事・副学長(左)

概要

日時:令和6年2月5日(月)10時~16時
場所:北海道大学学術交流会館横駐車場(札幌市北区北8条西5丁目)
展示車両:Gaussin Macnica Mobility(旧NAVYA社)
主催:北海道大学サステイナビリティ推進機構
   公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)
※今回の展示では、自動運転走行は実施していません。

展示に至った背景

人口減少・少子高齢化が進む我が国では、身近な生活交通手段の不足などの問題が深刻化し、地域の経済活動や通院・通学など、日常生活を支える地域交通の安定的・継続的な確保が急務となっています。
この問題を解決するため、「寒冷地」、「自動運転」、「エネルギー地産地消」の3つの視点から、自治体、交通事業者、エネルギー事業者、大学関係者などが集まり、北海道の地域公共交通の未来をより良くするための研究等を行っています。その取組の一貫として、学生を含む市民の皆様が興味を持ち、将来の交通を考えるきっかけとなるよう、構内交通の改善に期待できる自動運転車両の展示を行いました。