活動・調査報告
国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、SDG大学連携プラットフォーム(以下、SDG-UP)に参加する大学とサステイナビリティの取り組みについて議論する「SDG-UP公開シンポジウム」を、3月29日に、ウ・タント国際会議場とオンラインを繋いで開催しました。
本シンポジウムで、SDG-UPのマネジメント層分科会を代表して、横田 篤理事・副学長が、第1部「大学のサステイナビリティ活動の最前線についてのパネルディスカッション」に登壇し、「トップダウンとボトムアップの好循環」と題して、講演を行いました。その中で、本学の取組みとして、サステイナビリティ推進機構及びその内部組織としてSDGs事業推進本部の設置、HU VISION 2030の策定、サステイナビリティを追求する大学運営方針を教職員に直接語りかけ、理解を促進するためのFD・SDの継続的実施、また教職員向けに「北海道大学SDGsスタートアップガイドブック」の準備を進めていることなどを紹介しました。
このほか、他の3分科会からの報告がありました。
パネルディスカッションのまとめでは、村田俊一SDG-UPアドバイザーから、大学が開かれたコミュニティのハブとなり、これからの社会全体の行動変容の中核として機能することが期待されている、と説明がありました。
さらに、本シンポジウムでは、山口しのぶUNU-IAS所長から、2023年11月29日に開催され、寳金清博総長が登壇した「SDG-UP学長座談会」の開催報告がなされました。
第2部のセッションでは、SDG-UP参加大学所属学生のサステイナビリティ活動について、大阪大学、慶応義塾大学、龍谷大学の学生たちから発表がありました。