活動・調査報告
一般社団法人サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)社員総会・講演会にて、横田理事・副学長が登壇、「SDGs の達成に向けて必要となる大学運営の在り方」について講演
一般社団法人サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)主催の「第3回社員総会・講演会」が5月11日(土)に立命館東京キャンパスにおいて開催され、その中で横田 篤理事・副学長が「SDGs の達成に向けて必要となる大学運営の在り方 ―北海道大学での取り組み事例―」と題して、講演を行いました。
同協議会は、2014年、国内の高等教育機関等において、サステイナブルキャンパス構築の取組を推進・加速させ、かつ、諸外国の活動的なネットワークとも連携し、我が国における持続可能な環境配慮型社会の構築にキャンパスをモデルとして貢献することを目的に設立された国内の協議会で、2022年から一般社団法人として活動しています。本学は同法人の法人会員であり、また、横田理事・副学長が当協議会の副代表理事を務めています。当日の会場には、本学の他、京都大学、名古屋大学、千葉大学、三重大学、立命館大学等、大学教職員や民間企業の方々等、計21名が参加しました。
横田理事・副学長の講演では、札幌農学校の設置から始まる本学における発展の歴史やキャンパスや研究林の成り立ち、教育研究×キャンパス整備(マネジメント)=SDGsというテーマでキャンパスマスタープラン策定や雨龍研究林・札幌キャンパスの自然共生サイトの認定等のこれまでの活動成果について紹介され、SDGsの達成に向けて必要となる大学運営について、各大学の歴史や特色を生かしたSDGsの達成に貢献するESGマネジメントの実施や、サステイナビリティやSDGsの概念を大学全体(経営層、教職員層、学生層)に浸透させることの重要性について、講演されました。
また、講演会のあと、本学が開発したサステイナブルキャンパス評価システム(ASSC)による評価結果に基づき、2022年度評価でゴールド認証された岩手大学から、副学長(ダイバーシティ・環境マネジメント担当)で環境マネジメント推進室長の海妻径子教授より「環境マネジメントに関する取り組みについて」の発表がありました。
これからもサステイナビリティ推進機構では、一般社団法人サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)での活動を通じて、サステイナブルキャンパス構築に向けて、貢献してまいります。