活動・調査報告
北海道、北海道大学及びJICA北海道は、1月28日に「SDGs北海道セミナー2025」を開催しました。本セミナーには会場・オンライン合わせて約200名が参加しました。
本セミナーの開会に際し、北海道大学サステイナビリティ推進機構 出村誠 総長特命参与が挨拶を行い、続いて北海道大学広報・社会連携本部 中村健吾 特任准教授が「教育を起点にみんなでつくる新たな地域・社会~課題先進地の地域だからできること~」と題して基調講演を行いました。
その後のトークセッションでは、各地で特色ある学びを推進する4人のパネリストから、最先端の学びと新たなまちづくりについての話題提供があり、持続可能な「地域の学校・教育」の在り方についての議論が行われました。
最後に北海道総合政策部 北村英則 部長が閉会挨拶を行い、本セミナーは終了しました。
講演要旨
子どもたちの個性や能力を伸ばし、豊かな心を育む上では、地域社会の多様性(人、コミュニティ、自然、歴史、文化、伝統行事、産業など)を活かした学びの場を設定し、世代等が異なる多様な人々との出会いや交流、体験活動の機会を提供することが重要です。また、それは大人が自分らしく豊かに生きていく上での学びの場としても同様に重要であり、地域の活性化・持続性の観点からも「地域の学校・教育」、子ども~大人まで世代を問わず地域や社会に開かれた学びの場を実現することが求められています。人口減少により学校の小規模化・再編成も進む中で、地域の学校・教育をいかに魅力化していくかは差し迫った課題ですが、特色ある学び×新たなまちづくりを行う学校・自治体は地域内外の多様な機関と連携・協働しています。





「SDGs北海道セミナー2025」概要
- 日程:1月28日(火)14:00~16:00
- 場所:ハイブリッド開催
- 会場:北海道大学学術交流会館(札幌市北区北8西5)
- オンライン:Zoomウェビナー
- プログラム:
- 基調講演
「教育を起点にみんなでつくる新たな地域・社会~課題先進地の地域だからできること~」
講師:北海道大学 広報・社会連携本部 社会連携部門 特任准教授 中村 健吾 氏 - トークセッション
- ファシリテーター:中村 健吾 氏
- パネリスト講師:
大辻 雄介 氏(北海道大空高等学校 校長)
宇井 直樹 氏(鹿追町教育委員会 学校教育課長)
安井 早紀 氏(東川町 School for Life Compath 共同代表)
鈴木 元太 氏(島根県立津和野高等学校(地域みらい留学参画校)卒業生)
- 基調講演
- 主催:北海道、北海道大学、JICA北海道