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インドネシアの泥炭火災から大気汚染状況を分析。 大学院工学研究院 早坂 洋先生

環境報告書2014より

早坂 洋

大学院工学研究院 空間性能システム部門建築システム分野 特任准教授

日立造船(株)技術研究所 研究員、北海道大学 文部教官助手、米国商務省標準基準局(現NIST)客員教授を経て、1986年より北海道大学勤務。研究キーワードは森林火災、図形科学、建築火災・防災。

2013年6月下旬、インドネシア・スマトラ島リアウ州の泥炭火災からのヘイズ(煙)が西風に乗って越境汚染し、シンガポール一帯を覆いました。大気汚染基準指数 (PSI)は300が危険値とされますが、シンガポールでは371に到達。ASEANは東南アジアでの大気汚染問題を討論し、大気の観測も開始しました。

インドネシアでも数カ所の都市で観測が行われ、早坂特任准教授は北海道立総合研究機構の野口泉氏とともに、中央カリマンタンの州都パランカラヤでの観測データを分析。本報告では2001〜2010年のデータから、2002年に計測された最悪の大気汚染状況について述べています。また、大気汚染源を火災の経時変化と分布の解析から特定した結果、および光化学スモッグの発生状況などについても報告しています。

2002年パランカラヤ市内の大気汚染の状況。観測ステーションが市内3カ所に設置され、 二酸化窒素 (NO2)、二酸化硫黄(SO2)、一酸化炭素(CO)、オゾン(O3)、PM10を計測。