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今夏の節電対策(2012)

国の「エネルギー・環境会議」からの北海道電力管内の需要家に対する節電要請を踏まえ、北海道大学では節電により積極的に取り組んでいます。本学では、平成20年札幌で開催された「G8大学サミット」において「札幌サステイナビリティ宣言」が採択されたことを契機として、環境負荷「見える化」モデルプロジェクト等さまざまな省エネ活動を推進してきました。また、ホームページでの電力使用状況の見える化や夏季・冬季における節電対策に取り組み、夏・冬の電気使用量の削減に効果を上げています。今夏の節電についても、本学として、昨年の節電対策に関する学内アンケート調査結果を踏まえ、より積極的に取り組むことといたしました。

具体的には、本年7月より9月までの使用最大電力を、札幌キャンパスの場合平成22年度比▲8%(18,500kW)以下、函館キャンパスの場合平成22年度比10%(530kW)以下に抑えることを目標としました。この目標は、国からの要請に応えた値(平成22年比▲7%)以上です。

札幌キャンパスの場合、これを達成するためには、大学病院を除く一般施設で平成22年度比▲14%以上の削減が必要となります。

具体的な節電対策の内容・対象

節電対象は大学病院を除く一般施設。具体的な節電対策として、本学の電力需要の傾向や調査結果を踏まえ、負荷のピーク時間帯(午前11時~午後6時)の空調設備、照明設備の節電を徹底して行うこととしています。学内には「節電の手法」(別紙)を提示し、具体的な節電の啓発を行っています。

また、目標とした使用最大電力を超えないようにするため、ホームページ上で電力使用状況の見える化(札幌キャンパス)を実施しており、使用最大電力が上限とした目標を超えると判断された段階で、本学サステイナブルキャンパス推進本部から各部局等の省エネ担当者へ警報メールを発信します。各部局等の省エネ担当者は警報を受信した場合、部局内の教職員に対して周知するとともに省エネパトロールを行い、「節電の手法」が確実に実施されているか確認します。

国・北海道電力より「電力需給ひっ迫警報」が発令された場合、必要最小限の実験用、機器保守用以外の空調の停止および非常用照明以外の消灯を行うなど、平時の節電対策に加えて追加の節電対策を行うこととしています。

この取り組みは、新聞にも掲載されました。

新聞の記事

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啓発のきっかけに、ポスターを配付しています。
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キッチンにある冷蔵庫

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