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サステナビリティの同志たち−8−北海道大学プロフェッサー・ビジット サイエンス・パートナー・プロジェクト 北大人文学カフェ 農学交流広場

環境報告書2010より

コミュニケーション活動

北海道大学ではシンポジウムや講演会などさまざまな形で研究成果を発信してきました。もっと市民にわかりやすく、サステナビリティに関する取り組みを身近に感じてもらえるように、参加型企画や小・中・高校生に向けた出前授業など工夫をこらしたコミュニケーション活動を行っています。

12人の教員がさまざまなテーマで最先端の講義を高校に届ける
北海道大学プロフェッサー・ビジット2010

北海道大学の教員が「環境・サステナビリティ」をキーワードに、出張講義を行う企画です。全国の高校を対象に、クラス、部活動、サークルなどに訪れ、教員が高校生に向けて最先端の研究の話をし、参加者に身近な生活との接点について考えてもらう内容です。
2010年度は12人の教員が、生物多様性や地球温暖化などの問題、宇宙や動植物の話などそれぞれの専門分野の視点からさまざまなテーマを用意しました。高校生に対して、最先端の知見に触れる刺激を与え、多くの人に環境問題に興味・関心を抱くきっかけを作りました。

キッチンで作業をしている人たち

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「地球生物圏を35億年ささえる微生物と生命進化」
(地球環境科学研究院・森川 正章教授)

講堂にいる人たち

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「地球温暖化と君たちの未来」
(公共政策大学院・深見 正仁特任教授)

大学の設備を使って科学・理科好きを育成
サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト (SPP)

サイエンス・パートナーシップ・プロジェクトは、科学技術振興機構 (JST)が、学校と大学・科学館などが連携して児童生徒の科学技術への興味や関心を育てる活動を支援するものです。本学は北海道札幌藻岩高等学校と連携し、同校の1年生に最先端の科学に触れる講座を開講しています。
2010年度は農学部・理学部・地球環境科学研究院・工学部の4学部から8学科47研究室が参加しました。まずは藻岩高校の1年生全員を9月10日に本学に招き、各講座に分かれて研究室で最新の技術を用いた実験を体験してもらいました。さらに9月24日、高校で講師・大学院生のティーチング・アシスタントが事後指導を行い、11月5日の発表会でプレゼンテーションし合いました。その際に、農学部松井教授による講演も行いました。

環境にやさしい農業を知ろう(講師:大学院農学研究院教授 近江谷 和彦)

乳牛のふん尿など農畜産廃棄物は、堆肥化または嫌気発酵を行えば有用な資源・バイオガスとなります。その利用成果を体験し、環境にやさしい農業について学びました。

マップ

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会議室にいる人たち

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農学部農業工学科の講義

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病室にいる人たち

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人文学的なアプローチで環境やさまざまなテーマを語る
第4回北大人文学カフェ「 増える鹿、減るトナカイ」

北大人文学カフェは、大学院文学研究科の研究者が、哲学、文学、歴史学、社会学、心理学などそれぞれの専門の見地からテーマを選び、参加者と飲み物を片手に語り合うイベントです。
第4回は「増える鹿、減るトナカイ」の題で、保全生態学を専門とする文学研究科の立澤史郎助教が講演。北海道のエゾシカ、屋久島のヤクシカを例に増える鹿の問題、地球温暖化の影響で減るトナカイが起こす社会問題を、クイズなどを交えながら話し、最後にフィールドワークの魅力を伝えました。来場者からは市民も参加しやすいという意見や、増える鹿問題を考えるきっかけとなったという声が聞かれました。また関連企画として写真展も開催されました。

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農業・農学を話題として人と情報が出会う場に
第3回農学交流広場 「ススキでつくるエネルギー」

農学交流広場は、さまざまな人々が農業や農学について気軽に語り合うことを目的として、農学研究院のRIRiC「はなしてガッテン」プロジェクトが企画、運営しています。第3回目はバイオエタノールの原料開発を話題に「ススキでつくるエネルギー」と題し、2011年3月26日に開催し、市民24名が参加しました。
ガソリンの代替品となるバイオエタノールは、トウモロコシやサトウキビからつくると食料と競合するため、新たな原料の開発が望まれています。そこで高さが3m以上になり、やせた土地でも栽培可能なススキの仲間(ジャイアントミスカンサス)に着目。エタノールを効率よく生産するための品種を遺伝子組み換えにより開発していることなどが、北方生物圏フィールド科学センターの宇梶徳史博士研究員より説明されました。
後半では、ゲストから参加者へ「将来的にこのようなススキを栽培することについて、どのように思うか?」という質問が出され、くつろいだ雰囲気の中、参加者全員での活発な意見交換がなされました。

テーブルを囲んでいる人たち

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北大のフィールドを体験してみよう!
~北方生物圏フィールド科学センターの公開イベント~

北方生物圏フィールド科学センターでは、研究林や植物園、臨海実験所において、一般の方々が森林や海にふれあい、自然への興味を抱いていただけるようなイベントを実施しています。

レストランで食事している人たち

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港ふるさと体験学習(室蘭臨海実験所)
2010年/6月23日、7月5日、7月7日、7月21日

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葉っぱでつくる植物図鑑(植物園)
2010年/7月29日、30日

雪の上にいる人たち

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冬の植物園ウォッチングツアー(植物園)
2011年/2月23日、24日