活動・調査報告

令和4年度 第1回サステイナビリティ推進員会議を開催しました

2022年7月1日(金)に、令和4年度第1回サステイナビリティ推進員会議をオンラインで開催しました。
本会議には、各部局のサステイナビリティ推進員および同補佐など、合わせて85名の出席がありました。

主な議題

  1. サステイナビリティ推進員制度について
  2. 令和4年度夏季省エネルギー対策について
  3. 「生態環境保全管理方針」希少植物リストの改定等について
  4. ゼロカーボン関連専門家リストの作成について
  5. THEインパクトランキング2022について
  6. FD*の実施について
  7. 施設管理2020について
  8. 今後の施設整備について

*FD…Faculty Developmentの略称。大学教員向け研修。

会議は、サステイナブルキャンパスマネジメント本部長の菅原理事より開会の挨拶で始まりました。

サステイナビリティ推進員制度について / 横田理事・副学長(理事・副学長、SDGs事業推進本部長)

「大学の維持・管理・教育・研究・財政に密接に関わる様々な課題があり、北海道大学として持続していくためにも、全学で一丸となって実行していく」というサステイナビリティ推進員制度設置の目的について、また推進員・同補佐の役割について説明がありました。

令和4年度夏季省エネルギー対策について / 森本課長補佐(施設部施設企画課SCM本部担当)

昨年同様、ピーク電力の抑制と合わせて総量抑制に資する取組をより一層推進する「夏季の省エネルギー対策への一層の取組」を全学に依頼することと、「省エネルギー対策の手引き2018」を活用した省エネルギー対策の紹介がありました。
※「省エネルギー対策の手引き2018」はこちらをご覧ください。※施設部のウェブサイト(学内限定)に移動します。
※「省エネルギーステッカー・ポスター」はこちらをご覧ください。

「生態環境保全管理方針」希少植物リストの改定等について / 愛甲准教授(農学研究院・SCM本部生態環境マネジメントWG座長)

「北海道大学キャンパスマスタープラン2018」をもとに生態環境の保全と管理を目的とした「生態環境保全管理方針」を策定しており、その一環として行った希少種リストの改定についての報告と、今後の予定について説明がありました。

ゼロカーボン関連専門家リストの作成について / 加藤教授(サステイナビリティ推進機構)

北海道より本学へ依頼があった「ゼロカーボン関連専門家リストへの登録」についての説明がありました。北海道では、脱炭素関連の研究を行っている専門家のリストを作成し、道内市町村や民間企業等へ周知、専門家の派遣の実施などにより、大学の英知を地域と結びつけることで、地域課題の解決につなげていくことを考えています。本学もこの取り組みに協力し、リストへ登録するために学内に依頼を行う予定であることが伝えられました。

THEインパクトランキング2022について / 横田理事・副学長(理事・副学長、SDGs事業推進本部長)

THEインパクトランキング2022で、本学が総合ランキング世界10位、国内では3年連続1位を獲得したことが伝えられるとともに、この順位に至った経緯や評価された取り組みについて、SDGsのゴールごとに説明がありました。本学の日々の研究、教育、アウトリーチが評価されているとの説明があり、今後もこれらの活動を推し進めること、また、これらの活動に関する情報収集に協力してほしい旨の依頼がありました。
※インパクトランキング2022についてはこちらをご覧ください。※ウェブサイト「北海道大学×SDGs」 に移動します。

FDの実施について / 横田理事・副学長(理事・副学長、SDGs事業推進本部長)

2022年6月28日に行ったFD研修(主催:サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進本部・高等教育研修センター)について報告がありました。研修では、本学が札幌農学校として開講した設置の経緯や発展の歴史を学び、本学が開学以来SDGs達成に向けて活動してきた大学であること、今後のSDGs事業推進本部の活動計画、SDGs関連教養科目・基礎科目等の準備状況について紹介しています。今後も本研修を続けていくことが伝えられました。
※FD研修についてはこちらをご覧ください。※高等教育センターのウェブサイトに移動します。

施設管理2020について/ 成田課長(施設部環境配慮促進課)

「北海道大学の施設管理2020」について説明がありました。「施設・スペース」編では、施設の経年別保有面積と改修についての説明と、スペースチャージの実施状況についての報告がありました。「エネルギー」編では、使用エネルギーの推移と、光熱水費の推移について説明がありました。「施設の維持管理」編では維持管理費の説明があり、昨年度は東京オリンピックに伴う整備などで費用があがっていることが説明されました。

今後の施設整備について / 佐藤係長(施設部施設企画課)

「イノベーションコモンズ」「施設整備に関する財源確保」「個別施設計画」「施設整備費予算額の推移」について説明がありました。国立大学等におけるPFI事業への対応方針について説明があり、今後のスケジュールについて報告がありました。

開会挨拶 / 菅原理事(サステイナブルキャンパスマネジメント本部長)
サステイナビリティ推進員制度について/
横田理事・副学長(理事・副学長、SDGs事業推進本部長)
令和4年度夏季省エネルギー対策について /
森本課長補佐(施設部SCM本部担当)
ゼロカーボン関連専門家リストの作成について /
加藤教授(サステイナビリティ推進
THEインパクトランキング2022について /
横田理事・副学長(理事・副学長、SDGs事業推進本部長)