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官学連携による「カーボンニュートラル夏季短期学習プログラム」を実施
サステイナビリティ推進機構は、札幌市、法政大学及び関西大学と連携し、8月25日(火)及び9月2日(水)から4日(金)にかけて、官学連携による「カーボンニュートラル夏季短期学習プログラム」を実施しました。本プログラムには、北海道大学をはじめ、法政大学及び関西大学から23名の学生が参加し、カーボンニュートラルに関する理論と実践について学びました。
本プログラムは、カーボンニュートラルに関する知識の習得と、地域特性を踏まえたエネルギー政策への理解促進を目的としたもので、講義、フィールドワーク、グループワーク及びグループ発表を通じて、実践的な学びの機会を提供しました。
事前学習として、参加者はカーボンニュートラルの基礎学習動画を視聴し、「自分が住んでいる地域(地元を含む)」又は「自ら選定した任意の地域」におけるカーボンニュートラルの取組について調査し、レポートを提出しました。8月25日(火)にはオンライン形式で事前学習を実施し、「地域ごとのエネルギー戦略・カーボンニュートラルの取組紹介」として、株式会社JERA及び関西電力株式会社による講義が行われました。
9月2日(水)から4日(金)にかけては、札幌市内において対面形式の学習プログラムを実施しました。初日は札幌市社会福祉総合センターに集合し、札幌市職員による自治体の脱炭素施策に関する講義が行われ、参加者は自治体の特性に応じた取組について理解を深めました。その後、札幌市円山動物園へ移動し、札幌市次世代エネルギーパークの説明及び見学を行いました。参加者は、太陽光発電のほか、風力発電、太陽熱利用、バイオマス熱利用及び雪冷熱システムについて見学しました。
3日(木)午前には、北海道電力株式会社苫東厚真発電所を訪問し、3基の石炭火力発電所及び水素製造設備を見学しました。また、将来的に導入が計画されているアンモニア混焼設備及びCCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素回収・貯留)に関する説明を受けるとともに、関連施設の予定地を見学しました。参加者は、日本の電力供給において火力発電が果たしている役割と、カーボンニュートラル実現に向けた取組について理解を深めました。午後には、北海道ガス株式会社北ガス石狩発電所を訪問し、石狩LNG基地、ガスエンジン方式のLNG火力発電所及び北ガス石狩風力発電所を見学しました。参加者は、LNGの特徴やエネルギー供給における役割、出力変動への対応が可能なガスエンジン方式について理解を深めました。
4日(金)には、「日本の自治体単位で2050年カーボンニュートラルを達成する方法」をテーマとして、5つのグループに分かれてグループワークを実施しました。学生たちは、グループごとにリストされた自治体の中から対象自治体を選定し、まずSWOT分析による現状整理を行いました。その後、クロスSWOT分析を用いて戦略を検討し、さらに二軸マトリクス分析によって施策の優先順位を整理しました。最後に、検討した内容を基に提案をまとめ、プレゼンテーションを行いました。
参加した学生にとって、地域特性によって課題や目指すべき姿が異なることを実感するとともに、地域の実情に応じたカーボンニュートラル推進方策について考える機会となりました。また、地域課題の解決に向けた実践的な分析手法や政策立案のプロセスについて学ぶ機会となりました。




