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9月17日(木)、の北海道ニセコ高等学校・ニセコ国際高校(以下「ニセコ高校」という。)の生徒等44名が「総合的な探究の時間」の一環で来学し、学術交流会館第1会議室にて「AI×SDGs探究フロンティア・ラボ」を受講しました。
ニセコ高校は、文部科学省のDXハイスクール事業に2024年度より継続して採択されており、データや生成AIを活用しながら、地域課題の解決に向けた探究活動への挑戦を続けています。2026年度は、未来教育株式会社が開発した高校生の探究学習を支援する生成AI活用プラットフォーム『FUTURE COMPASS』を活用し、モデル校として実証授業に取り組んでいます。
はじめに、北海道大学 出村誠総長特命参与が「探究活動へのAI活用とSDGs」をテーマに講義を行い、北海道大学におけるサステイナビリティ活動とAI研究の先進事例、ニセコ町の地域課題をSDGsの文脈で捉える視点、AIとの対話を通して本質的な問いを特定し探究の質を高めることの重要性等を説明しました。
次に、未来教育株式会社 水野雅弘代表取締役が「AIとともに、地域の未来をつくる探究へ~問いを立て、行動と協働のスキルを身につける~」をテーマに講義を行い、『FUTURE COMPASS』を活用した探究手法、客観的データに基づき将来の地域課題を可視化して説得力のある提言へとつなげることの重要性、AIの回答に依存せず、自ら現場での検証や対話を通して自分の言葉で問いや仮説を深めることの重要性等を説明しました。
ワークショップでは、冒頭、田中健人ニセコ町長のメッセージ動画により、ワークショップのテーマ「高校生が考えるニセコの未来のまちづくり」が発表され、このテーマを捉える観点として、「農業・食~地域の魅力を未来へつなぐ~」、「観光・交流~みんなが笑顔になれる地域へ~」、「環境・くらし~自然と~ともに暮らす未来へ」が示されました。生徒等は8グループに分かれ、北大生ボランティア3名の協力のもと、AIの情報とグループ対話をもとに問いを深化させ、AIの回答の検証方法を含めた地域でのアクションプランを考え、グループ発表を行いました。
ファシリテーターの北海道大学サステイナビリティ推進機構 金井信宏特任准教授は、地域におけるアクションプランの実行にあたってはAIには読めない人間の思考・感情と行動が不可欠であるとし、住民自治の先駆的自治体であるニセコ町の高校生らしく探究活動を深めていくよう伝えました。
生徒等は、一連の講義・ワークショップを経て、AIを疑いながら使いこなす力や、ニセコ町のリアルな問いを見極める力を養いました。また、対話によって探究を深めることの重要性と可能性を実感する機会となりました。







