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『北海道大学・HBC「子どもSDGs大学」いのちのつながり~食べ物からうんちまで~』を開催しました

北海道to the futureプロジェクト主催、サステイナビリティ推進機構共催による『北海道大学・HBC「子どもSDGs大学」いのちのつながり~食べ物からうんちまで~』が8月9日(水)・10日(水)の2日間の日程で、学術交流会館で開催されました。本イベントには多くの小学生とその保護者の方々が参加しました。

「子どもSDGs大学」 は、HBCの森結有花アナウンサー(HBC)の司会進行のもと、下記の内容で実施しました。

開催挨拶 出村誠 総長補佐・教授(北海道大学先端生命科学研究院)
開催挨拶は、出村教授が小学生の皆さんに「『SDGs』を聞いたことがありますか?」と訊ねるところから始まりました。小学校では総合学習などで、SDGsについて学ぶ機会が増えており、多くの小学生が「聞いたことがある」と手を挙げて応えていました。 出村教授はこうしたSDGsを自分ごとにしてみる学習が大切だと話し、今回のテーマである「うんち」研究をとおして「人間も動物も植物もみんなつながって地球で仲良く暮らしているいのちのつながりがあること」を学習することの大切さを伝えました。

開会挨拶を行う出村総長補佐・教授

第1講「うんち学への招待」 増田隆一 教授(北海道大学理学研究院)
「うんち」というと汚い・くさいというイメージがありますが、動物によって「うんち」は実に様々です。動物の体の大きさや食べ物によって、その大きさや形が変わります。増田教授は、このことをスライドやうんち・頭骨の標本をもとに説明を行いました。
また、動物界にはうんち利用する動物もいます。食べ物として利用している例や、うんちで仲間と会話する例など、動物・植物の生活にとってうんちが様々な役割を果たしていることが伝えられました。「うんち」をとおして、生き物どおしがつながっており「うんちには、生き物と地球をつなぐ大事な役割がある」ことが伝えられました。
講義では、うんち・頭骨の標本(実物・一部樹脂コーティング有)を、子どもたちに実際に触ってもらう時間も設けられました。「なぜモルモットのうんちは雄雌で大きさが違うの?」「コアラの赤ちゃんがうんちを食べるってホント?」など、子どもたちから質問が出されると増田教授は丁寧に答えていました。

講義を行う増田教授

第2講「教えて大学生!見て・さわって・体感」 ~Aグループ:養蚕~
学生有志(北海道大学農学部応用生命科学科)、佐藤昌直准教授 (北海道大学大学院農学研究院 応用分子昆虫学研究室)
「 Aグループ:養蚕」 では、子どもたちに実際の蚕を見て・触れて・顕微鏡で覗いて体感してもらいました。蚕は食べる量に対して排泄する量が少ない生き物です。桑の葉をたくさん食べてどんどん成長していきます。子どもたちは、蚕齢ごとに分けられた蚕を見て蚕が25日ほどで体重が1万倍以上になることを知ったり、顕微鏡を覗いて蚕が「歯」を使って桑を食べる様子を見たりと、普段見ることができない蚕について学びました。

蚕を触って、間近で桑の葉を食べる様子を観察しました


第2講「教えて大学生!見て・さわって・体感」 ~Bグループ: 牛の畜産~
学生有志(北海道大学農学部畜産科学科)

「 Bグループ:牛の畜産」では牛の消化の特徴と、牛の畜産の恩恵と環境への影響について学生たちが説明を行いました。牛の畜産を止めると牛乳や牛肉が食べられなくなり、食料問題につながります。半面、牛が排出するメタンガスや、飼育時にかかる膨大な飼料は地球温暖化にも影響します。こうした畜産の良い点・問題点について、資料もとに説明を行いました。説明では、実際の飼料を子どもたちに触ってもらったりクイズを出したりして、子どもたちに考えてもらいながら進めました。参加した子どもたちは出されたクイズに答えたり、説明を聞いて驚いたりして講義を楽しみました。

講師(学生)の説明に耳を傾ける参加者たち

修了証書授与  出村誠 総長補佐・教授(北海道大学先端生命科学研究院)
今回の2つの講義の受講を終えた小学生には修了証が授与されました。参加した小学生一人ひとりの名前が呼ばれ、出村誠 総長補佐・教授から修了証を手渡され、本イベントは終了しました。

「子どもSDGs大学」に参加した子どもたちは、普段目にしない標本や蚕や牛の飼料などを、熱心に触ったり、講師に質問したりしてイベントを楽しんでいました。